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第1期 STARTER BOXのカードレビュー

STARTER BOXのカードレビュー

・STARTER BOXのレビュー詳細

1999年3月18日に発売したスターターボックスのカードを5点満点で評価しています。 モンスターから青眼の白龍、魔法からはサンダー・ボルト、融合、罠からははさみ撃ちが追加。初めて青眼の白龍が収録された歴史的なセット。

初期版と後期版(version2)の2つのパッケージが存在
さらに劇場限定版は1999年3月6日に映画館で全国5000個限定で先行発売された。

カード評価基準
5.0:禁止級 (ぶっ壊れカード)
4.0:制限級(必須系など、優先的に採用したい)
3.0:有用系 (環境でよく使われるカード)
2.0:普通~ちょっと弱め
1.0:通常モンスターなど、基本構築の選択肢には入らないカード

管理人の独断と偏見による、当時の環境(2007年位までの知識)における点数です。
現代の基準には当てはまらないものもあると思いますのでご注意を

通常モンスターは環境で使われた一部のみを紹介します。全てのカードを確認したい場合は
STARTER BOXのカードリスト をご覧ください。

・通常モンスター

青眼の白龍/Blue-Eyes White Dragon
通常モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500

高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。

2.5
遊戯王を代表する高火力モンスター 攻撃力3000は圧巻の数値だが、生贄2体が必要で召喚は難しい。着地したとしても 地割れ人喰い虫 などですぐに破壊されてしまうので デーモンの召喚のほうが使い勝手はいいだろう。 しかし 死者蘇生 で復活する事を加味するとこの火力は唯一無二 天使の施し死者への手向け で墓地へ送る方法が確立されるとある程度扱いやすくなった。

アクア・マドール
通常モンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻1200/守2000

水をあやつる魔法使い。
分厚い水の壁をつくり敵を押しつぶす。

3.0
劇場限定版のみに付属。守備力2000は当時の最高値だが、Vol.2で ホーリー・エルフハープの精 Vol.3で 岩石の巨兵 がノーマルで収録されたので、庶民でも守備力2000の壁モンスターを手軽に手に入れる事はできた。しかし攻撃力は岩石の巨兵の次に高いので、他の2枚よりは優先されるカードだろう。

・魔法

サンダー・ボルト/Raigeki

相手モンスターをすべて破壊する。

5.0
圧倒的な強さを持った除去カード、相手のみ全てのモンスターを破壊でき、どんな劣勢でも一瞬にしてリセットできる。1999年7月の 東京ドーム大会予選から制限カードに指定された。聖なる魔術師で使いまわす事もできるため、早めに手札に引き込めれば有利に試合を展開できるだろう。

/Mountain

ドラゴン・鳥獣・雷族の攻撃力と守備力が、それぞれ200ポイントアップ!

1.5
元祖フィールド魔法、ステータスの修正は控えめ。

融合/Polymerization

決められたモンスターとモンスターを融合させる。

1.5
元祖融合魔法が初登場。融合召喚自体がアド損なうえに対して強いモンスターもいない事から正規融合をデッキに組み込むのは愚策だろう。スターターに1枚しか収録されていないので Vol.6でノーマル仕様で再録されるまである意味子供たちの憧れのカードではあった。

海/Umi

魚・海竜・雷・水族の攻撃力と守備力が、それぞれ200ポイントアップ!機械・炎族はそれぞれ200ポイントダウン!

1.5

荒野/Wasteland

恐竜・アンデット・岩石族の攻撃力と守備力が、それぞれ200ポイントアップ!

1.5

草原/Sogen

戦士・獣戦士族の攻撃力と守備力が、それぞれ200ポイントアップ!

1.5

/Forest

昆虫・獣・植物・獣戦士族の攻撃力と守備力が、それぞれ200ポイントアップ!

1.5

闇/Yami

悪魔・魔法使い族の攻撃力と守備力が、それぞれ200ポイントアップ!天使族はそれぞれ200ポイントダウン!

1,5
なぜかこれだけ、天使族の弱体化効果が付いている。ノリでつけたのだろうか

ファイヤー・ボール/Hinotama

相手のライフポイントに500ポイントのダメージを与える。

1.0
500程度ではライフを脅かすことはできない。

モウヤンのカレー/Mooyan Curry

ライフポイントを200ポイント回復する。

0.5
ライフ回復自体が弱いが、その回復量の少なさにも驚く1枚。もうやんカレーは関東圏でチェーン展開しているカレー店で実在する。コナミ社員が行きつけだったのか謎のカード化

・罠

罠はずし/Remove Trap

フィールド上の表になっている罠カード1枚を破壊する。

1,0
永続罠自体が少ないので使いどころはあまりない。 ハーピィの羽根帚 が登場したら入れる意味はもうないだろう。

ドラゴン族・封印の壺/Dragon Capture Jar

ドラゴン族モンスターは、これがフィールド上にある限り守備表示になり、攻撃できない。

1.0
青眼の白龍カース・オブ・ドラゴン を止められるが、破壊できるわけでもなく。問題解決にはならない。

はさみ撃ち/Two-Pronged Attack

自分のモンスター2体と相手のモンスター1体とはさみ撃ちを破壊する。

1.5
3:1交換という驚異のコスパの悪さを誇る罠カード。しかし黎明期ではまともな除去カードが存在しないので、青眼の白龍 を唯一除去できる存在として採用しているキッズは多かった。

  • この記事を書いた人

メタポch

99年~シンクロ登場辺りまで遊戯王OCGをプレイ。10年以上の時を経て、初期の遊戯王の面白さを布教・記録するためyoutube・サイトなどで情報発信中。

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