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第1期 DM2 闇界決闘記 ゲーム同梱特典のカードレビュー

DM2 闇界決闘記同梱のカードレビュー

・DM2 闇界決闘記の商品詳細

1999年7月8日に発売したDM2 闇界決闘記のゲーム特典カードを5点満点で評価しています。モンスターからは究極完全態・グレート・モス、魔法からはハーピィの羽根帚。罠からは死のデッキ破壊ウイルス、鎖付きブーメラン、硫酸のたまった落とし穴が追加。強力なカードが多数収録されており環境を大きく変化させたセット。

カード評価基準
5.0:禁止級 (ぶっ壊れカード)
4.0:制限級(必須系など、優先的に採用したい)
3.0:有用系 (環境でよく使われるカード)
2.0:普通~ちょっと弱め
1.0:通常モンスターなど、基本構築の選択肢には入らないカード

管理人の独断と偏見による、当時の環境(2007年位までの知識)における点数です。
現代の基準には当てはまらないものもあると思いますのでご注意を

通常モンスターは環境で使われた一部のみを紹介します。全てを確認したい場合は
DM2 闇界決闘記のカードリスト をご覧ください。

・通常モンスター

ホーリー・ナイト・ドラゴン/Seiyaryu
通常モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2300

聖なる炎で悪しき者を焼きはらう、神聖な力を持つドラゴン。

1.5
生贄2体で2500は 青眼の白龍 の下位互換でしかない。素直に デーモンの召喚 を入れよう。

・効果モンスター

究極完全態・グレート・モス/Perfectly Ultimate Great Moth
特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/昆虫族/攻3500/守3000

このカードは通常召喚できない。「進化の繭」を装備した状態で、自分ターンで数えて6ターン以上が経過した自分フィールドの「プチモス」1体をリリースした場合に特殊召喚できる。

4.0/1.0
発売当初は蘇生制限のルールが存在せず、 天使の施し や死者への手向け で墓地に送り 死者蘇生 で簡単に蘇生できた。しかし滅多に出ないレアカードのため、そのコンボを拝める機会自体がレアだった。登場から約2か月後に蘇生制限のルールが追加されると。一気に召喚上限の異常に厳しいネタカードの枠に収まった。

・魔法

火器付機甲鎧
装備魔法

昆虫族モンスターにのみ装備可能。①:装備モンスターの攻撃力は700アップする。

1.5
700アップという性能は今までの装備カードの中では最高値、しかし種族限定装備のため扱いづらい点は改善されていない。

サイバー・ボンテージ/Cyber Shield
装備魔法

「ハーピィ・レディ」または「ハーピィ・レディ三姉妹」にのみ装備可能。装備モンスターの攻撃力は500アップする。

1.5
これだけなぜか500アップ、ハーピィはサポートが多少優秀なのでそれを配慮してだろうか。それでも弱いが

サラマンドラ/Salamandra
装備魔法

炎属性モンスターにのみ装備可能。①:装備モンスターの攻撃力は700アップする。

1.5
炎属性、なんかいたっけ?イラストはカッコいい

シャイン・キャッスル/Shine Palace
装備魔法

光属性モンスターにのみ装備可能。:装備モンスターの攻撃力は700アップする。

3,0
光属性は対象も多く、青眼の白龍 ホーリー・ドール などを中心に装備して多少使われた。他のカードより明らかに使われた1枚だろう。

ハーピィの羽根帚/Harpie's Feather Duster
通常魔法

相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。

5.0
非常に強力な魔法・罠の全体除去、2000年4月1日に準制限、2000年5月15日に制限カードに指定される。2004年3月1日に禁止カードに

・罠

鎖付きブーメラン/Kunai with Chain
通常罠

以下の効果から1つ、または両方を選択してこのカードを発動できる。
●相手モンスターの攻撃宣言時に、
その攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃モンスターを守備表示にする。
●自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを攻撃力500アップの装備カード扱いとして、
その自分のモンスターに装備する。

3.5
2つの効果を選択でき、攻撃力500アップの装備カードとしての発動は特に強力。相手の攻撃に合わせて使えば意表をつけるし。種族や属性限定の装備カードしか存在しなかった初期では手軽に装備できる点も高評価。全ての装備カードの存在を過去にした1枚。

死のデッキ破壊ウイルス/Crush Card Virus

自分フィールド上の攻撃力1000以下の闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。相手フィールド上のモンスター、相手の手札、相手のターンで数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、攻撃力1500以上のモンスターを破壊する。

4.0
媒体としてはクリッターがベスト。 闇の仮面 仮面魔導士 幻影の壁 なども候補か。相手の手札を覗ける事も強く。 ヂェミナイ・エルフ や メカ・ハンター が主力アタッカーとして活躍しているので、状況によってはこれ1枚で大きな有利が取れる事も。

硫酸のたまった落とし穴/Acid Trap Hole

フィールドの裏側守備表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを表側守備表示にし、守備力が2000以下の場合は破壊する。守備力が2000より高い場合は裏側守備表示に戻す。

3.0
リバース効果は発動してしまうので、除去としての性能はいまひとつ。しかし守備力2000の壁モンスターを破壊できるし。自分のリバースモンスターに対して 心変わり などを使われた際に使い、強制的にリバースモンスターの効果を発動させる運用が主な使い方。抹殺の使徒 などから重要なリバースモンスターを守る事も出来る。3期で 砂漠の光 が登場するまでは重要な役割を担う1枚。

  • この記事を書いた人

メタポch

99年~シンクロ登場辺りまで遊戯王OCGをプレイ。10年以上の時を経て、初期の遊戯王の面白さを布教・記録するためyoutube・サイトなどで情報発信中。

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