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対戦シミュレーターで0503ゲートボール調整のすすめ

令和の0503CS、殺意に満ち溢れた入賞デッキの数々

12月9日開催リアルアラサー杯レポ (ムーさん)

寒波にお触れも投入した殺意一直線のデビフラ1kill、ここまで突き抜けた構築は当時無かったと思います。すごい!

「デッキ解説」0503環境 天変地異型現冥ワンキル (ぶりぶりざえもんさん)

そして天変地異とデーモンの宣告、王立魔法図書館を軸とした現冥1kill、こちらも構築がすごく独創的。初手でかなりの確率で1killできるらしく。回すのがなんとも楽しそうなコンボデッキ。先行で高確率で轢き殺せるのはサイエンカタパを彷彿とさせますね。

特にこの天変地異デッキは実際に回してみたいと思った方も多いと思います。
私もあまりの衝撃にデュエリングブックで一人回しを試みたのですが、王立魔法図書館に魔力カウンターを乗せすぎて手が腱鞘炎になりそうなので自動で乗せてくれるデュエルシミュレーターでも回せないか試してみました。

シミュレーターでの一人回し検証

使用したシミュレーターはEdoproです。以前も少し紹介しましたが、もう一度簡易的に書いてみます。

遊戯王ADSのダウンロード方法2022(Edopro版)

引用:遊戯王のデッキ部屋様

こちらのサイトの記事の通りEdoproをダウンロードして、日本語化まで済ませます。

その後、ソフトを立ち上げたら左下の歯車マークをクリックし、languageをEnglishから日本語へ変更すれば、全て日本語化されます。日本語化すればデッキ構築の際も日本語のカード名でカードを絞り込めるので大分楽です。

https://www.goatformat.com/home/what-is-edopro (Goat Format on EDOPro?)

goatformatに興味のある方はこちらのgoatformatのサイトから、ハイクオリティ画像データをダウンロード。
High-quality (HQ) card renders:
The entire GOAT card pool is available

それらのファイルをインストールしたフォルダの中のpicsフォルダにコピー。

デッキ構築画面

トップ画面からデッキ編集をクリック。

とりあえず、手っ取り早いのは中央上の禁止制限を2005.4 GOATを選択。そして右側のカードプールから、禁止・制限・準制限を選ぶと、GoatFormatの制限カードが表示されます。日本の2005年3月制限と大体同じなので、デッキを組みやすいです。GOATを選択すれば、エラッタ前の当時の効果のカードが自動的に選択されるので楽です。

しかしカードプールは日本とは少し違い。未発売のカードなど実装されていない物も多いです。詳しくは以前書いた下記の記事をご覧下さい。

特にプロモカードなどは、日本より大分遅れて発売される事も珍しくありません。海外未発売のカードを入れたい場合は、右上のカードプールをALLにして検索して追加して下さい。

しかし、そうするとエラッタされたカードが出てきてしまう場合があります。エラッタ前の当時の効果のカードをデッキに入れたい場合は、一度禁止制限をGOATから該当なしに変更して、中央のRUSH/オリカのチェックボックスにチェックを入れます。

そしてテキスト検索ボックスに「pre-errata」と入力します。そうすると63枚の過去にエラッタされたカード一覧が出てきます。

天変地位現冥だとこの3枚がエラッタの影響を受けていますので。必ずこのpre-errata表記の物を入れましょう。

0503制限で他に影響がありそうなのはここらへんでしょうか。これらもエラッタ後の物だと完全に効果が別物になっている物もあるので注意です。

そしてデッキのコピーが完了したら、左上に一人回し設定があるのでクリック。初期手札5、ルール選択で必ず任意を選択。(任意で細かいルール設定を当時のルールに近づけた状態で回せます)

そうすると自動で同デッキによるミラー対戦形式で試合が始まります。一応対戦相手側も自分で操作可能です。思う存分、回し方を検証して下さい。

自分も何回か試しましたが、かなりの高確率で先行1killできましたし爽快感がものすごいデッキです。この時代は手札誘発等はほぼ存在しないので、後攻側は事故を祈りながら、コンボを眺めるしかなさそうです。

コンボデッキ以外にもデッキの回りを気軽に確認できるので、デッキ調整や確認用に役立つツールだと思います。

ネット対戦の方法、部屋の立て方

もちろん部屋を立てて、対戦する事もできます。しかし、GoatFormatは多少対戦相手がいるかもしれませんが、0503は海外の人にはあまり馴染みがないと思うので、知り合いと時間を示し合わせて鍵部屋などで対戦するのが最適かと思います。

まずトップ画面から全サーバーを選択。

左上のサーバーから適当なサーバーを選択して部屋を立てるをクリック。一応アジアサーバーがあるので、日本人ならそこで良いかも。重い軽いあるかもなので色々試してみましょう。

画面中央のカードプールを「何でもあり」に変更
禁止制限を「該当なし」に変更

そして部屋を立てるをクリック。

するとデュエルの設定を決める画面が表示されるので、適当に設定。時間制限はもう少し長くしても良いかも。
ルール選択は必ず任意を、ルーム名やパスワードはお好みで。

右側のカスタムルールを見ると、任意だとデフォでこのような感じ。起動効果の優先権ありと先行のドローはチェック必須だが、後の細かい所は、当時のルールと照らし合わせて微調整。

あと部屋を探す時は、鍵部屋を表示にチェックを入れないと鍵部屋が見つからないので注意。とりあえず簡単な流れはこんな所です。一応ソフトを2個立ち上げて、自分で部屋立てて自分で入れば、一人二役で一人回しもできなくもないです。(操作がかなり面倒ですが)

1103も熱量の高いプレイヤーは、ネット対戦で日々調整してレベルを高めているみたいなので、0503プレイヤーもお試しあれ。当時のルール・裁定と完全に一緒ではないかもしれませんが、ルールの任意調整と、エラッタ前のカードが最低限使えれば、0503に限らず様々な環境で遊ぶ事もできると思います。一応EdoproはAndroidに対応しているらしいですが、スマホで起動できるかは試していません。

  • この記事を書いた人

メタポch

99年~シンクロ登場辺りまで遊戯王OCGをプレイ。10年以上の時を経て、初期の遊戯王の面白さを布教・記録するためyoutube・サイトなどで情報発信中。

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