Goat Format

Goat Format 2005年4月1日禁止・制限リストのカードを紹介

goatformatの禁止制限リスト

goatformat禁止制限

出典:goatformat公式サイト Card Pool & Banlist

はじめに

日本の 2005年3月1日制限 を1ヵ月遅れでそのままコピーしたリストになっています。リスト外のカードは海外未発売のマシュマロン現世と冥界の逆転死のデッキ破壊ウイルス となっています。それ以外にもゲーム特典などで海外未発売のカードはいくつか存在します。 使用できるカードは4期のTLMまで、CRVのカードは使用できない。他にも海外未発売のカードが多数存在するので日本の環境とは少し異なる。

禁止カード

混沌帝龍 -終焉の使者-
光と闇を除外するだけで簡単に特殊召喚でき、効果が通れば全てのリソースを破壊し盤面の優位が確定するというとてつもない性能を誇るパワーカード。3枚積めた時代はまさに遊戯王を終焉にまで導いた。

黒き森のウィッチ
万能モンスターサーチカード。守備力1500以下は大抵のモンスターを引っ張ってくる事が出来。どんなデッキにも重宝された存在。クリッターは制限カードなので入れる事が出来る。

処刑人-マキュラ
手札から罠を発動できるという凶悪な効果を持っており、数多のコンボデッキで悪用された。王家の神殿は3枚積めるのでこちらで代用可能。

ファイバーポッド
盤面とハンド差全てをリセットする。アドバンテージの概念を揺るがす1枚。

魔導サイエンティスト
カタパルト・タートルとのコンボで驚異の先行1キルデッキとして大暴れした。

八汰烏
攻撃を通せば毎ターンドローをロックでき。スピリットモンスターのため相手ターンにフィールドに存在しなくなり除去も通りにくい。対処方法が無ければそのまま負けが直結する。

死者蘇生
相手の墓地のカードも蘇生できる蘇生系魔法の元祖。早すぎた埋葬リビングデッドの呼び声にその役目は受け継がれている。

心変わり
裏側守備表示のカードでもターン終了時まで奪える。精神操作が近い動きが出来るが攻撃出来ず、リリースも出来ないという厳しい縛りがあるのでシンクロ登場前の環境では少々扱いにくい。

サンダー・ボルト
最強の全体除去カード。

ブラック・ホール
サンダー・ボルトには劣るが、それでも十分強い全体除去カード。

ハーピィの羽根帚
相手の魔法・罠を全て破壊する最強の伏せ除去カード。

苦渋の選択
簡単に墓地を肥しデッキ圧縮ができ悪用された1枚。キラー・スネークとの相性は抜群。

強引な番兵
コストが必要ないピーピングハンデス。情報アドバンテージを得て試合を有利に展開できる。

押収
同じくライフ1000を払うピーピングハンデス。

悪夢の蜃気楼
自壊させれば強欲な壺に匹敵する強力なドローソースに早変わり。

蝶の短剣-エルマ
無限コンボが問題となり禁止へ追いやられた。

王宮の勅命
魔法カードを無効化させ、それを毎ターン700ポイントのライフで維持する事も出来る。あまりに強力すぎる罠カード

制限カード

カオス・ソルジャー -開闢の使者-
環境の顔とも言っても良いパワーカード。1ターンに一度モンスターを除外する効果と連続攻撃する効果どちらも強力で場合によってはこれ1枚でゲームを終わらせる事も可能。墓地から光と闇を除外するだけで簡単に特殊召喚でき、光と闇がある程度入っているデッキならとりあえず添えるべきでしょう。下位互換にカオス・ソーサラーが存在しますがこちらは表側表示のカードしか除外できません。日本ではこの次の制限改定で開闢が禁止になるとカオス・ソーサラーに注目が集まり採用するプレイヤーが増えましたが、それまではあまり使われていませんでした。しかしその強さは本物であり、goat formatでは複数積まれる事もめずらしくなく。カオスデッキの強さを底上げしているカードです。

混沌の黒魔術師
推理ゲートなどで活躍したイメージだが、変異に刺しても十分活躍は見込める。早すぎた埋葬やリビングデッドで特殊召喚し、必要な魔法を回収。変異先としてはサイバー・ツイン・ドラゴンが不在なためキル性能は少し落ちる。名推理を採用したデッキには必ず採用されているので、とりあえずレベル8を宣言しておこう。

ネフティスの鳳凰神
ヴァンパイア・ロードに近い能力を持っており破壊耐性は強いが、除外にはめっぽう弱い。開闢とカオス・ソーサラーが飛び交う環境では活躍の見込みは難しそう。WCS2005年の世界王者がメインに採用して優勝を収めている。

人造人間-サイコ・ショッカー
全ての罠カードを無効化する上級モンスター。王宮のお触れと同様。サイドで罠主体のデッキの対策として採用しても良いが。メインから入れても十分な性能。

魔鏡導士リフレクト・バウンダー
魔法の筒に近い効果を持つ下級モンスター。複数積まれたらたしかにウザいかもしれないが、発動は相手依存のため、そこまで強くは無い。制限カードの中ではかなりカードパワーが低い1枚。

魔導戦士 ブレイカー
サイクロンの効果を内包する下級モンスター。スタン系のデッキなら無条件で採用して良い。

同族感染ウィルス
手札を1枚捨てればどんな厄介な相手モンスターを除去でき。ターン1制限も無いので。羊トークンなどもまとめて除去できるので、ライトニング・ボルテックスのようにフィールドを一掃し、トドメを刺すフィニッシャー的役割も担う。コストとしてはキラー・スネークを筆頭に深淵の暗殺者、サンダー・ドラゴンなど。確実に除去したい場合は優先権を行使して能力を発動するべきだろう。

異次元の女戦士
それなりのステータスを持ち状況を選んで任意で除外効果を発動できるので頼もしい1枚。3積みできた時代は次元斬というデッキが存在感を示していたが。制限カードなのでその運用は難しくなった。

ならず者傭兵部隊
増援で引っ張ってこれ、裏守備モンスターもスマートに処理できる万能除去。落とし穴と共に優先権の解説でよく紹介された1枚。このカードは優先権を行使しない理由は無いだろう。

ドル・ドラ
特に優れた性能を持っている訳では無いが、デュエル中に1度しか使用できないという効果のせいで、ルール上のトラブル防止のため制限カードに指定され続けたマスコットキャラ的存在。09年にルール面で裁定変更が有り無制限カードへ復帰。

クリッター
攻撃力1500以下のカードをサーチできる便利な下級モンスター。死のデッキ破壊ウイルスの媒体として理想的だが、死デッキが未発売のため、そのコンボは拝めない。

お注射天使リリー
ライフ消費は激しいが、最大瞬間火力3400まで化ける下級モンスター。巨大ネズミで引っ張ってこれるためPanda Burnデッキなどでも採用されている。

サイバーポッド
フィールドを一掃する除去性能と、お互い5枚めくり下級モンスターを盤面に特殊召喚する展開力。多くのドローを行える点と色々派手なカード。主にそのドロー加速性能を利用するためEmpty Jar などのコンボデッキに採用される事が多い。効果が発動した場合、お互いに5枚のカードを引き相手に公開。ターンプレイヤーから任意の表示形式で特殊召喚(裏・表が混在してもOK) その配置が終わった後に非ターンプレイヤーも同様に特殊召喚。(お互い同時に特殊召喚された扱い) 日本の裁定だと裏守備が複数あった場合、シャッフルしても良いという裁定だった気がするが。TCG圏の裁定および日本のゲームソフトなどでも2006年頃まで一貫して裏守備は公開情報でシャッフル不可で統一されていたため。そのルールに合わせよう。

メタモルポット
サイバー・ポッド同様、こちらも驚異のドロー性能を有しており。主に Empty Jar や Burn デッキなどに採用される。裏守備セット+大量の伏せが有る場合は、こちらも大量に伏せて殴るなどケアが必要。

神殿を守る者
ドロー効果を持つカードを封じるカードだが。メタモルポットなどと組み合わせると相手だけ一方的にドローできなくなるコンボがあり、その牽制のため制限になっているようで。それ程採用されている事を見たことが無いカードである。

封印されしエクゾディア +パーツ一式
日本だと暗黒のマンティコアを絡めた宝札エクゾデッキは過去存在したようだが、処刑人-マキュラが禁止。TCG圏だとおろかな埋葬が未発売なため組むのは難しいと思われる。

キラー・スネーク
毎ターン無限に手札に帰ってくるので手札コストとして最適であり、レベル1のため突然変異の餌にもなる。

強欲な壺
全てのデッキに採用される入れ徳カード。使うだけで+1アド。

天使の施し
3枚引いて2枚捨てる。最強の手札入れ替えカード。キラー・スネーク、深淵の暗殺者、サンダー・ドラゴンをコストにする事で、強欲な壺以上の働きをする事も

いたずら好きな双子悪魔
1000のライフコストとランダム性こそあるが使うだけで1アドが取れるパワーカード。ハンデス三種の神器と呼ばれた、押収強引な番兵は禁止化しているが。いたずらは未だ現役。抜けた枠に強欲な壺天使の施しの強力すぎる魔法カードを合わせて新たな三種の神器と呼ばれたりもした。

大嵐
唯一の魔法・罠全体除去。ワンキルなどのサポートとして枠を増やしたい場合はハリケーンを採用しよう。

強奪
相手モンスターを奪うコントロール奪取カード。

早すぎた埋葬
定番の墓地蘇生。

サイクロン
基本的な魔法・罠破壊カード。

ライトニング・ボルテックス
手札コストはかかるが強力な全体除去。

光の護封剣
守りの1枚、アドが取れる訳ではないのでロック型のデッキに採用が中心か。

手札抹殺
手札入れ替え。ワンキルやコンボ要素が強いデッキなどで採用される。

団結の力
火力底上げ、スケープ・ゴートなどと高相性。トドメには良いが状況に依存する。

魔導師の力
団結の力に一段劣る性能。

聖なるバリア -ミラーフォース-
このカードを相手が発動するまで最低限ケアして攻撃するべきだろう。

激流葬
強力な全体除去、上に同じく見るまでは常に警戒して並べすぎない様に

リビングデッドの呼び声
早すぎた埋葬と役割が近いが、相手ターンでも発動でき意表を突ける。ショッカーを蘇生させると疑似お触れのような運用も出来る。

破壊輪
扱いやすい単体除去+バーンダメージ。ライフ管理にご用心

魔法の筒
アドが取れるカードでは無いので採用はバーンデッキが中心。

停戦協定
裏守備を無効化+バーンダメージは悪くないが、状況を選ぶのとダメージもそれ程稼げない事からこちらもバーンデッキでの採用が中心。

魔のデッキ破壊ウイルス
登場から間もないが強めの規制が入っている。刺さるデッキにはとことん刺さるカードだが、goat環境ではそれ程活躍は見込めないか。なにより1枚制限かつ媒体を用意するのが難しく安定した運用は難しい。

無謀な欲張り
強力なデメリットが付いた罠版強欲な壺。一部のコンボデッキでの採用が中心か。

準制限

暗黒のマンティコア
無限ループを起こす。宝札エクゾのキーパーツだが、おろかな埋葬などが未発売なので。goat環境でそれを決めるのは難しいだろう。ルール的にもご法度。

ヴァンパイア・ロード
かつては一世を風靡したカードだが、開闢・カオス・ソーサラーがひしめくgoat環境では即刻除外されておさらば。

アビス・ソルジャー
あらゆるカードをバウンスする能力を持つ。コストとしてはキラー・スネークが適任であり、これが無いと始まらない。しかしTCG圏では2007年までおろかな埋葬が未発売なので、クリッターで持ってくる位で安定した運用は難しいだろう。日本では主に変異デッキに組み込まれていた。相手のサウサクを優先権行使してスマートに除去できる点が優秀。goat環境でもこのカードを軸にしたデッキは存在しているようだ。

切り込み隊長
戦士族を一気に展開する効果とそれを戦闘から守る効果が評価され準制限に指定されているようだが、ステータスも貧弱であり。それ程強いカードでは無い。

黒蠍-逃げ足のチック
処刑人-マキュラリビングデッドの呼び声により無限ループが発生するため規制されているが、マキュラも同時に禁止化しているので。規制をかける必要は無かったのではと言われているようだ。

深淵の暗殺者
リバース効果も有用であり。墓地にリバースモンスターが存在すれば、いたずら好きな双子悪魔への耐性が付く点が評価されている。また天使の施しで2枚同時に捨てればお互いを指定して手札に戻ってくるので実質ノーコストで3枚ドローする事が出来る。

抹殺の使徒
裏守備モンスターを除外し、お互いのデッキを確認し情報アドバンテージを得られる。上級者はここから相手の手札を透かす事ができ。相手のデッキタイプに沿った最適な立ち回りとサイドボーディングを行う事が出来る。聖なる魔術師は強力なカードだが、このカードの存在があるので迂闊に除外されたくない。goat環境に置いてもリバースモンスターは数多く活躍しているので2枚積む価値はあるだろう。しかしduelingbookではお互いのデッキを見せる事は省略してセルフで除外するみたいなので情報アドバンテージを得る事は出来ない。

強制転移
羊トークンや月読命と相手モンスターを交換する事も出来るが、状況を選ぶし、もしスケープゴートをチェーンされたら意味が無いため変異が流行っている環境では微妙と言わざるを得ない。

増援
戦士族デッキの万能サーチ札。状況に合わせて有効な戦士族を引っ張ってこれるため安定感が高い。候補としては忍者マスター SASUKED.D.アサイラント異次元の女戦士首領・ザルーグサイファー・スカウターならず者傭兵部隊ミスティック・ソードマン LV2など

成金ゴブリン
デッキ圧縮カード。主にコンボデッキの潤滑油として採用される事が多いが、goat環境ではChaos Turboに 強欲な瓶と共にメインから採用される事も珍しく無い。

レベル制限B地区
ロックバーンなどで活躍。一般的な変異カオスはレベル3以下の下級モンスターはほとんど採用されておらず、複数積まれたロックカードをメインから割る事は困難。戦士族デッキなら増援でミスティック・ソードマンLV2を引っ張ってこれるので裏守備をスマートに除去できる。

  • この記事を書いた人

メタポch

99年~シンクロ登場辺りまで遊戯王OCGをプレイ。10年以上の時を経て、初期の遊戯王の面白さを布教・記録するためyoutube・サイトなどで情報発信中。

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