tier list
出典:2021tier-list
2021年の1月時点の公式サイトのtier表です。
出典:World Championship 2021 Coverage
2021年10月30日に開催されたWorld Championship 2021のデッキタイプの割合です。33%がChaos Turboを使い。次いで Warrior とChaos Warrior が合わせて30%程の割合で人気を得ています。基本的にはカオスと戦士族デッキがメタの中心にあり。わずかにパンダバーンを選択する人もいますが、それ以外のデッキはそれ程目立ったシェアを獲得できていません。
出典:Goat Format Tier List
2018年11月20日のtier表です。当初はスケープ・ゴートと突然変異を中心にしたGoat Controlデッキが主流でしたが、研究が進み今ではChaos Turbo にその席を奪わつつあるようです。現在主流となっているデッキ一覧を簡単に紹介します。
デッキレシピの探し方
公式サイトの Metagame Archive から各種イベントの結果ページへと飛べますので。初めはそちらの大会上位リストをコピーして遊んでみるのが良いと思います。Format Library Championships の結果ページなどは、入賞デッキのコードをダウンロードできるリンクがあったりするので。そちらからコピーしたいデッキをダウンロード。duelingbookのデッキ構築画面から Import Deck を選択してデッキを読み込めます。ダウンロードリンクが無いデッキは、コピーしたデッキタイプをベースに手動で差し替えたりすれば楽です。もしカード名がイラストでピンとこない場合は遊戯王ニューロンのカメラ検索機能や、Google Lensでの画像検索などを活用下さい。
Chaos Turbo
出典:FLC25 5th Chaos Turbo
現在トップの人気を誇るデッキです。基本は開闢とカオス・ソーサーラーを軸にしたカオスデッキですが、デコイチや成金ゴブリンや強欲な瓶などの多数のドローカードが入っているのが特徴的です。強力な制限カードに素早くアクセスしつつ光と闇が墓地にたまったら強力なカオスモンスターで盤面を作っていきます。
Warrior
FLC26 2nd Warrior
準制限の増援2枚を軸に、優秀な戦士族モンスターを中心に構成されるデッキです。カオスへの対策として霊滅術師カイクウを積むなどしています。ブレイドナイトが光属性のため自身も開闢をピン刺ししている構成も多いようです。サイドデッキにも各種メタが積まれており、どんなデッキにも柔軟に対応できるのが強みです。またプレイングがシンプルで複雑なギミックが存在しないので、duelingbookの操作に慣れるまではこのデッキで対戦を積んで練習するのが良いかもしれません。
Chaos Control
日本でいう変異カオスです。スケープ・ゴートで出した羊トークンに突然変異を使いサウザンド・アイズ・サクリファイスを特殊召喚し、相手モンスターを吸収。次のターンに月読命でそれを剥がし、ロックを解除。自分だけ攻撃し、メイン2でサウサクを反転し再度相手モンスターを吸収するといった凶悪なコンボを内包したコントロールデッキです。Goat formatを象徴とするデッキの1つですが、現在は強力なデッキタイプの一つながらもその人気には陰りが見え始めているようです。試合時間が長引きやすいという要素も少し関係しているのかもしれません。
Punda Burn
FLC25 Punda Burn
密かな人気を集めているのが逆切れパンダを軸にした殴りに行くバーンデッキです。日本ではステルス・バードやデス・コアラ・溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム・波動キャノン・拷問車輪などを中心にしたロックバーンデッキが主流でしたが、海外ではおジャマトークンで相手フィールドを妨害する事は変わりませんが、レベル制限B地区やグラヴィティ・バインド-超重力の網-を張った後でも動けるレベル3の逆切れパンダによる戦闘ダメージによってライフを削っていく型が人気のようです。スケープ・ゴートの採用が減っているのはこのデッキの台頭が理由にあるのかもしれません。TLMでデス・ウォンバットが登場しており、サイドからこのカードを3積みするとバーンデッキはそれを対処する方法が無ければ何も出来ず敗北が決定してしまいます。バーンデッキはまだまだ研究の余地があり面白いデッキタイプだと思います。日本式のロックバーンもイケそうな感じはしますが。
Cat OTK
FLC26 Cat OTK
エラッタ前のレスキューキャットから逆切れパンダ2体を呼び出し遺言状を発動。さらにレスキューキャットを引っ張り、 逆切れパンダとミリスレディエントを大量展開しワンキルするデッキ。おジャマ・トリオを敷く下地も必要なので少し難易度は高そうだが、デビルフランケンが弱い海外環境の中ではワンキル手段として面白いコンボです。
Reasoning Gate
出典:FLC25 5th Reasoning Gate Turbo
日本でいう推理ゲートです。名推理やモンスターゲートで墓地を肥して、闇と光を除外して開闢・ソーサラーを召喚。次元融合で除外したモンスターを呼び戻し一気に勝負を決めるといった感じでしょうか。上手く墓地が整うかは運が絡むので安定感は欠けるが決まれば爽快感はバツグン。ただちょっと事故率も高そうなデッキです。
Empty Jar
出典:FLC11 3rd Empty Jar
WCS2005でメキシコ代表が準優勝した事から記憶に残るデッキとして、使用者は少ないですが今でも愛されているデッキの1つです。サイバー・ポッドとメタモルポットを太陽の書を使い反転させ大量のカードをドロー、止めは手札抹殺に連続魔法をチェーンして自分は手札を全て捨て発動し、相手にだけ2倍のカードをドローさせデッキ破壊により勝利します。WCS2005では浅すぎた墓穴が相手の墓地にモンスターが居なくても発動できる裁定だったようですが、日本ではお互いの墓地に1体以上のモンスターがいなくては発動できない裁定に1年以上前から変更されており。そのような運用はできません。しかしTCG圏では問題無く使えたようなのでこのデッキの強みが増しています。 しかしサイドで対策されると苦しいデッキであり安定感には少し欠けます。
Bazoo Return
出典:FLC19 9th
魂を喰らう者バズーで墓地のカードを除外し、異次元からの帰還で大量展開を狙います。カオスデッキが流行しているので除外されてもモンスターを自然に利用できるのが強みでしょうか。異次元の女戦士は制限ですがD.D.アサイラントは3枚積めるので、次元斬に近い構成も取れるかも。
Tiger Stun
FLC08 Tiger Stun
王虎ワンフーを軸にしたメタビート。王宮の弾圧などを駆使してカオスへ立ち向かう形の構成か。
Flip Control
FLC19 Flip Control
リバースモンスターを多数採用し月読命でアドを取るデッキ。
Earth Beat
出典:FLC19 1st
地属性で固めた構築。ギガンテス・岩の精霊タイタンも決して弱くはないんですが開闢・ソーサラーと比べるとどうしても見劣りする性能です。
総括
他にもまだまだ小粒なデッキは存在しますが、なんといってもトップメタはカオス。それに対抗しうる戦士族が人気を二分しており。それ以外のデッキタイプはまだまだ未知数です。ぜひカオスに対抗できるオリジナルデッキを考えてDuelingbookで遊んでみて下さい。