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第1期 Vol.5のカードレビュー

Vol.5のカードレビュー

・第1期 Vol.5の商品詳細

1999年9月23日に発売したVol.5のカードを5点満点で評価しています。モンスターからは白い泥棒仮面魔道士、魔法からは心変わり死者への手向け、罠からは偽物のわなが追加。心変わりは後に制限化されますが発売当初は3枚積めたのでかなり強力でした。

カード評価基準
5.0:禁止級 (ぶっ壊れカード)
4.0:制限級(必須系など、優先的に採用したい)
3.0:有用系 (環境でよく使われるカード)
2.0:普通~ちょっと弱め
1.0:通常モンスターなど、基本構築の選択肢には入らないカード

管理人の独断と偏見による、当時の環境(2007年位までの知識)における点数です。
現代の基準には当てはまらないものもあると思いますのでご注意を

通常モンスターは環境で使われた一部のみを紹介します。全てのカードを確認したい場合は
vol.5のカードリスト をご覧ください。

・効果モンスター

水魔神-スーガ/Suijin
効果モンスター
星7/水属性/水族/攻2500/守2400

相手モンスターからのダメージを1回だけ0にする。この効果発動タイミングはプレイヤーが選んでよい。

2.0
DL5再録時にエラッタされ、相手攻撃モンスターの攻撃力を0にするように強化されたが、初期では戦闘破壊から1度だけ守る効果で使われていたようだ。生贄1体なら優秀だが、2体必要なのでイマイチ

風魔神-ヒューガ/Kazejin
効果モンスター
星7/風属性/魔法使い族/攻2400/守2200

相手モンスターからのダメージを1回だけ0にする。この効果発動タイミングはプレイヤーが選んでよい。

1.5
三魔神全て効果は一緒なので、ステータスが一番低いヒューガは採用価値はないだろう。

雷魔神-サンガ/Sanga of the Thunder
効果モンスター
星7/光属性/雷族/攻2600/守2200

相手モンスターからのダメージを1回だけ0にする。この効果発動タイミングはプレイヤーが選んでよい。

2.5
三魔神の中では一番攻撃力が高い。デーモンの召喚より100高いので、死者蘇生などを加味すれば採用の価値はあるのかもしれない。

大王目玉/Big Eye
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守1000

このカードが表になった時、自分のデッキのカードを上から5枚まで見ることができる。その後、5枚を好きな順に入れかえてもよい。

2.0
主にエクゾディアを効率よく集める手段として注目された。しかし札の上を見るだけで、そこまで有利になるわけではない、ステータスはそこそこなので投入する人はわずかにいた。

白い泥棒/White Magical Hat
効果モンスター
星3/光属性/魔法使い族/攻1000/守 700

白い泥棒」が相手プレイヤーにダメージを与えた時、相手は手札を1枚捨てる。

3.5
ハンデス効果を有する元祖モンスター ステータスは弱めだが、うまくサポートして相手の手札を削りたい。

仮面魔道士/Masked Sorcerer
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻 900/守1400

仮面魔道士」が相手プレイヤーにダメージを与えた時、自分のデッキからカードを1枚引く。

3.5
戦闘ダメージ毎に1ドローとうまくハマれば無限のアドバンテージを獲得できる可能性がある。しかし、初期は戦闘補助の罠カードの選択肢が乏しく、次のターンまで守れるかは怪しい。 死のデッキ破壊ウイルス の媒体にもなる点も高評価

ミスター・ボンバー/Blast Juggler
効果モンスター
星3/炎属性/機械族/攻 800/守 900

自分のスタンバイフェイズで表向きのこのカードを生け贄に捧げ、攻撃力1000以下のモンスター2体を破壊することができる。

0.5
1ターン守る必要があり、効果が発動させても攻撃力1000以下が2体もいるシチュエーションは考えづらい

ラーバモス/Larvae Moth
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 400

進化の繭」がつけられて2ターン後の「プチモス」を生け贄に捧げない限り、召喚できない。

0.5
インセクター羽蛾 ファンデッキ専用

人造人間7号/Jinzo #7
効果モンスター
星2/闇属性/機械族/攻 500/守 400

このカードは、直接相手プレイヤーを攻撃することができる。

2.0
モンスターを無視して直接攻撃できる効果モンスター、しかしステータスは貧弱なので採用価値は薄い、装備カードを装備させて毎ターン殴れれば決定力はありそうだが

レインボー・フラワー/Rainbow Flower
効果モンスター
星2/地属性/植物族/攻 400/守 500

このカードは、直接相手プレイヤーを攻撃することができる。

1.5

魔法のランプ/Mystic Lamp
効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 400/守 300

このカードは、直接相手プレイヤーを攻撃することができる。

1,5

女王の影武者/Queen's Double
効果モンスター
星1/地属性/戦士族/攻 350/守 300

このカードは、直接相手プレイヤーを攻撃することができる。

1.5

レッグル/Leghul
効果モンスター
星1/地属性/昆虫族/攻 300/守 350

このカードは、直接相手プレイヤーを攻撃することができる。

1.5

1.5

ラージマウス/Ooguchi
効果モンスター
星1/水属性/水族/攻 300/守 250

このカードは、直接相手プレイヤーを攻撃することができる。

1,5

・融合モンスター

ブラック・デーモンズ・ドラゴン/Black Skull Dragon
融合モンスター
星9/闇属性/ドラゴン族/攻3200/守2500

デーモンの召喚」+「真紅眼の黒竜

2.5
デビルフランケン から出せる初期の最高火力3200、2000年8月10日発売に青眼の究極竜 がレプリカで収録され、その役目を終えた。

・魔法

心変わり/Change of Heart
通常魔法

ターン終了時まで相手モンスター1体のコントロールを得ることができ、自分のカードのように使用できる。

4.0
表示形式を問わず、ターン終了時まで相手モンスターのコントロールを得る魔法カード、2000年4月1日に制限カードに指定されるがそれまでは3枚積む事ができた。裏守備モンスターを奪い、それが 聖なる魔術師人喰い虫 だった場合効果を横取り出来るのが強く、このカードの登場によりリバースモンスターの採用価値が薄まった。奪ったモンスターを生贄に デーモンの召喚 を出したり、キャノン・ソルジャー で射出すれば除去としても機能する。

死者への手向け/Tribute to the Doomed
通常魔法

自分の手札を1枚捨てる。フィールド上のモンスターを1体破壊する。

2.5
手札1枚というコストは痛いが、裏守備にもさわれる万能除去。2期で 苦渋の選択キラー・スネーク のコンボが登場すると、その手札コストも痛くないか。単体除去としては 地割れ のほうが使い勝手がいい

陽気な葬儀屋/The Cheerful Coffin
通常魔法

自分の手札から3枚までのモンスターカードを捨てることができる。

0.5
使うだけで損をするがっかりカード 死者蘇生で高火力モンスターを召喚したいのなら 天使の施し で捨てて蘇生すればいいだろう。

魂の解放/Soul Release
通常魔法

自分・相手の墓地からそれぞれ5枚までのカードを取り除く。これらのカードはそのデュエル中使用できない。

1.5
墓掘りグールの上位互換だが、初期環境では墓地除外に関連するカードが存在しないので、使い道がない。

・罠

避雷針/Anti Raigeki
通常罠

相手が「サンダー・ボルト」を使用した時、自分モンスターの代わりに相手モンスターを全て破壊する。発動後このカードを破壊する。

1.5
サンダー・ボルト が無制限なら採用価値はあったかもしれないが、発売時にすでに東京ドーム大会の制限カードに指定され1枚しか入れられなくなっていたので。メタとしては機能しないだろう。

闇からの呼び声/Call of Darkness
通常罠

死者蘇生」で蘇ったモンスターを全て墓地に送る。これがフィールド上にある限り「死者蘇生」は使用できない。

2.0
死者蘇生は2000年4月1日まで3枚積めたので、相手の高火力モンスターを処理できるという意味では強いと思うが、永続罠なので自分も死者蘇生を使えなくなってしまうので、なんとも噛み合わない効果。

  • この記事を書いた人

メタポch

99年~シンクロ登場辺りまで遊戯王OCGをプレイ。10年以上の時を経て、初期の遊戯王の面白さを布教・記録するためyoutube・サイトなどで情報発信中。

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